支部の活動

千葉県支部 鎌ケ谷市の就労移行支援事業所で“自助・備蓄”講演 2025/12/19

2026.01.22
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鎌ケ谷市の就労移行支援事業所で“自助・備蓄”講演12/19


障害者と支援スタッフの皆さんを対象に、「防災研修 ~災害に備えて自宅で準備しておくべき物~」と題した防災講座を12月19日、鎌ケ谷市の就労移行・定着支援事業所「ユメキット」で行いました。

「いざという時」の被災リスクは、老若男女、障害の有無に関わらず、だれにもあります。「就労移行支援事業所」は、障害者総合支援法(旧障害者自立支援法)に基づき、身体、知的、精神、発達各障害や難病などの困難に向き合いながら、一般企業への就職を目指す人たちの学びの場。講演は、ユメキットの要請で実現しました。

この日は、事業所利用者やスタッフなど15人が参加。千葉県支部の講師・仲井圭二理事の防災士ならではの、日常生活に即したきめ細かい視点の話に、熱心に耳を傾ける姿が見られました。

 主題は、備蓄品の準備です。「用意しておくのが望ましいもの」として、仲井理事は100円ショップで買ってきたものを示しながら、「防災の備えとは、いざというときのためですが、ローリング・ストックのように、普段から生活に組み込んでおく方が実行し易いし、忘れない」と説きます。

「非常用として保管しておくと、その存在を忘れて、消費期限切れになってしまうこともある」という話は現実味がありました。

水についての説明は、「3リットル×家族の人数×7日 だけの量を保管しておいて欲しい」とし、さらに「押し入れや納戸の奥に入れて、忘れてしまわないように、箱の側面に消費期限を赤字で書いて良く見えるようにします。期限1か月前くらいになったら飲んで、新しいものを購入するように」と具体的です。

 台所用品のラップを応用し、▽水の節約のために皿に敷く、▽丸めてスポンジの代わりにする、▽紐状にしたものを3本程度束ねてロープとして使う、▽タオルをお腹に当てた上から帯状にお腹を覆って腹巻にするなど、非常時ならではのノウハウも。さらに、黒いビニール袋と凝固剤を用いる簡易トイレの使い方も参考になったようでした。

 参加者から、▽建物倒壊への警戒、▽備蓄品が尽きた際の対応、▽避難中に処方薬が切れたときの対応、▽災害発生時に落ち着いて行動するにはなど、被災シーンを“自分事”としてリアルに想像した具体的質問が続き、予定の1時間では足りないほど。

 仲井理事は締めくくりで、今日のような講座や、ネット、テレビ等で新しい知識を得たら、自宅の備えに反映させてほしいとし、「防災は日頃の準備が大切。普段できていることでも、災害発生時にはできないことも多い。ましてや普段できていないことは災害発生時にできるはずがない」と強調していました。

 防災講座の内容は主催者の会報「ユメキット通信」1月号に掲載されました。仲井理事が伝えた「備えの大切さ」が、紙面を通じてさらに広がりました(写真、会報の講座記事部分)。

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