本部の活動
全国各地で頻発する災害への対応について
2025.09.17
全国各地で頻発する災害への対応について
本年8月以降、全国各地で豪雨災害が発生しています。本部としては今日現在、情報収集を中心に取組んでいます。本来であれば、各都道府県支部へ支援要請を行なうか、本部としての災害対応に取組むべきでありますが、余りに多くの地域で災害が発生していることから、被災地での災害ボランティアセンターの設置状況及び各種団体の支援活動と、各支部の取組み状況を確認している最中です。
本部として十分な支援活動を行うことができていませんが、現時点での各支部の支援活動を以下のとおり報告します。
<九州>
九州支部連と連絡を取合っています。九州各県支部の災害支援活動は以下のとおりです。
1, 鹿児島県
霧島市の被害が大きいようです。鹿児島県支部は支部長が霧島市災害ボランティアセンターへ入っており、9月13・14日は、奈良県支部の災害ボランティアメンバーと共に被災地支援活動を行いました。
2, 熊本県
熊本県は、熊本県支部の有志が県内の被災地支援活動を模索中であり、有志が「火の国会議」(KVOAD)に参加中。
熊本県内の災害VCは、9月以降は縮小または閉鎖との情報あり。
3, 大分県
熊本県へ支援物資を送ったとの報告あり。
<東北>
1, 秋田県
隣接する新潟県支部が中心となって情報収集中。今のところ会員宅への大きな被害はないが、引き続き情報収集を行うとの連絡あり。
<東海>
1, 静岡県
県支部代表が災害ボランティアセンターにて活動中。
<本部としての対応>
本部としては、能登半島地震への石川県支部の取組みを基本に、当該支部もしくは各地区支部連からの支援要請があれば対応する(各支部へ支援・応援要請) ことを確認。また、激甚災害指定地域については注目して行く。
今回の九州豪雨だけでなく全国で災害が続発していることから、本部としての災害対応の方向性を示す必要性を認識しており、災害復興支援委員会を中心に理事会にて協議を行って行く 。
被災地への支援は、「被災地中心」「被災者本意」を基本に据えた支援活動を行うべきと考えるので、支部もしくは支部連が支援活動を行う際は、必ず本部へ連絡して下さい。
【連絡先】
日本防災士会本部事務局 plaza@bousaishikai.jp
〃 災害復興支援委員会 emergencycomm@bousaishikai.jp